皆さんは、銀行の担当者が変わったことで、「なんか話が噛み合わない」「めっきり訪問が減った」「融資の提案がない」などなど、不満が発生するケースを多く経験していると思います。
銀行員と言えども「人間」ですので、相性のいい担当者や逆に相性が全く合わない担当者もいて当然です。(私も銀行員時代には苦手だなとか、行きたくないな・・と思う経営者がいたのは事実です)
今回は、銀行の担当者を変えることはできるのか?できないのか?についてお話しします。
担当者が変わると、皆さんは前の担当者の動き方や接し方と比較するはずです。
例えば
などなど
このような不満の声を私もよく耳にします。
この不満を分析してみると
つまり、銀行員側の問題(経験・スキルが足りない)か貴社側の問題(提案するものがない、業績不振傾向)の大きく2つに原因が分けられます。
「銀行の担当者が悪い!」と一方的に決めつける前に、まずは、どちらに原因があるかを自己分析してみることから始めてください。
どうしても担当者を変えたい場合は、担当者の上席にお願いするのが筋です。上席であれば、担当者を変える権限がありますので、その所属課内で担当替えができます。
その際に、注意して欲しいのは、今の担当者の悪口を並べて変えて欲しいと言わずに、「弊社はもっとこういうことをしていきたいので経験豊富な担当者にして欲しい」と伝えてください。
担当替えをお客さんから言われるのは、上席としても気分のいいものでは決してありません。
なので、
(お客さん側が気を遣うのも変なのですが・・・)
担当者も転勤で変わることもありますが、皆さんがずっと我慢する必要もありませんので、自己分析とお願いの仕方に注意して動いてみてください。