4月から「6期」目に入り、通算21回目のセミナーを開催しました。
今回は私が講師を担当し2023年4月に改訂された「経営者保証ガイドライン」についてその攻略法について講義しました。
当日は下記の5点をメインに解説しました。
- 「経営者保証ガイドライン」基本原則3要件とは
- 「経営者保証ガイドライン」取り扱い実績・ガイドライン政策の変更点
- 金融庁の「経営者保証ガイドライン」参考11事例を解説
- 「保証金額の軽減」・「無保証人化」への具体的な動き方はこうする!
- 会計事務所が気を付けるべきポイントとは
特に
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- 保証人がなぜ外せないのか?
- なぜ必要なのか?
- 保証人が必要な具体的な理由、またどうしたら保証人を外せるか?
の説明状況を記録する義務がスタートする
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3月から「保証人不要」の融資制度である「スタートアップ創出促進保証制度」がスタートすることで
- 創業ステージにおいて資金調達の選択肢が増える
- 公庫と併せると50,000千円規模の資金調達が可能になる
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保証人が不要になるためには
- 経営者と個人の資産・経理の明確な区分分離が必要になる→金の流れをアバウトにさせない
- 会社の利益を邪魔する「役員報酬」は認めないこと
- 「節税」よりも利益の蓄積を図ること
を中心にお話ししました。
参加者からは
- ただ借りられればいいのではなく、保証人の有無を意識することが大切だと感じた。
- 金利上乗せで保証人なしになるのであれば金利だけに固執しないことをアドバイスしたい。
- 会社と経営者のカネの流れに今まで以上に強くアドバイスしていく。
などの感想を頂きました。
次回のサポート倶楽部は7月14日に予定しておりますので皆様のご参加をお待ちしております。