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【銀行融資ブログNO.1】3月決算先における、この時期の資金調達のタイミングとは

2014/06/23

新しくこちらのHPにて「銀行融資」にまつわるお話をさせて頂きます。
毎回、時節に応じたテーマで記事を挙げさせて頂きますので、宜しくお願いします。
当面は月2回の更新をノルマにやっていきます!!
1回目の今回は、「3月決算期」の会社の資金調達についてです!
3月決算の会社の皆さんは、いよいよ決算書を取引金融機関に提出している時期だと思います。
3月決算で言えば、5月末は納税資金が必要であり、6月~8月ごろまでには夏の賞与資金が必要など、資金需要が発生してくる時期でもあります。
しかし、決算期をまたぐ時期または決算直前の資金調達は、なかなかタイミングが難しいものでもあります。今回はこの時期の資金調達のタイミングついてお話をさせて頂きます。

信用格付けはいつごろに確定してくるのか

3月決算の会社の信用格付は遅くても8月末までに確定させるルールが金融機関内にあります。

3月決算期の会社の決算書が金融機関の手元に渡るのは早くても6月初旬になることから決算書入手から3か月以内に格付を確定させなければなりません。一般的に3月決算の数は多いことから8月末で格付の業務で忙殺されたことを私もよく覚えています。皆さんご存知のとおり貸出審査の基本は信用格付にありますから、格付が確定しないと審査が進まなくなります。

つまり、3月決算の場合、4月以降の資金調達については格付が確定できるタイミングがいつになるのかも融資の申込においては考えておく必要があるのです。

納税資金の申込のタイミングは

3月決算期の場合の納税時期は5月末になりますから、納税のために必要な資金は5月末までに手当しておく必要があります。

納税資金の申込には格付けの確定は不可能です。そこで納税資金の申込には下記の情報が必要になります。

  1. 決算着地予想
  2. 納税金額の予想値

3月決算の場合、納税資金の申込は遅くとも5月中旬になります。そこまでには決算着地の予想値や納税金額の予想値データが必要になることから、税理士との連携が不可欠になります。

賞与資金の申込のタイミングは

賞与のタイミングは6月から8月と会社によって色々だと思いますが、6月の場合は確定した決算書の提出を早めに行わなければなりません。

銀行によっては、格付見込みで審査してくれることもあるかもしれませんが、通常は格付を確定させてから審査に入りますので、いずれにしても税務署に申告次弟、速やかに銀行に決算書を提出してください。

この後の詳細は株式会社エッサム様のHP「会計事務所の広場」での「ZeBLOG」にて記事をUPしておりますので、こちらをご参照ください。

株式会社エッサム「会計事務所の広場」「ZeBLOG」「3月決算先における、この時期の資金調達のタイミングとは」

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